C型肝炎ウイルス検査キット
C型肝炎感染の検査方法は?
HCVに感染しているかどうかを調べるための検査としては、以下のようなものが用いられています。
・HCV抗体検査
HCVに感染した生体(宿主)が作る抗体を検査する方法
・HCVコア抗原検査
HCV粒子を構成するコア粒子のタンパクを直接検査する方法で、検体(血清)の中のHCVの存在、量を知るために用いられる。
・核酸増幅検査(Nucleic acid Amplification Test: NAT)
HCVの遺伝子(RNA)の一部を試験管内で約1億倍に増やして検出する検査法で、検体(血清)中のごく微量のHCVを感度よく検出する。
検査では、まずHCV抗体を検査します。「HCV抗体陽性」と判定された人の中には、「現在HCVに感染している人(HCVキャリア)」と「過去にHCVに感染し、治癒した人(感染既往者)」とが混在しています。このため、現在では、HCVキャリアとHCV感染既往者とを適切に区別するために前述の3つの検査法を組み合わせて判断する方法が一般に採用されています。
C型肝炎ネット
C型肝炎は、C型肝炎ウイルスの感染によって起こる肝臓の病気です。肝炎になると、肝臓の細胞が壊れて、肝臓の働きが悪くなります。C型肝炎ウイルスに感染すると、約70%の人がC型肝炎ウイルスの持続感染者(C型肝炎ウイルスキャリア)となり、放置すると本人が気づかないうちに、慢性肝炎、肝硬変、肝がんへと進展する場合があります。しかし、肝臓は、慢性肝炎や肝硬変になっても自覚症状が出ないことが多いことから、「沈黙の臓器」と呼ばれています。C型肝炎について正しく認識し、症状がなくても定期的なC型肝炎ウイルスの検査をして病気を早く発見することが大切です。