NFTの世界は日々進化を続けており、その中でもOpenSeaは特に注目を浴びています。
2023年7月時点で、驚異の30万人を超える月間ユーザー数を誇り、8,000万点以上のアイテムを取り扱う世界最大級のプラットフォームとなっています。
OpenSeaの本拠地はアメリカですが、そのサービスは全世界に広がっています。
もちろん、日本からもアクセス可能。
暗号資産とウォレットを準備するだけで、我々日本在住者もスムーズに利用することができます。
さらに、プラットフォームは日本語対応しており、英語が不得意な方でも気軽にNFTの取引を楽しむことができます。
この記事では、OpenSeaの特徴や利用方法、そしてその魅力を深く掘り下げていきます。
世界第2位の取引高と圧倒的なアイテム数でNFTマーケットをリード

「NFT」、または非代替性トークンという新しいデジタルアイテムカテゴリは、近年、テクノロジー界での注目を浴びています。
その中核には、各アイテムが独自であるという特性、限定的な供給、取引の可能性、そして多岐にわたるアプリケーションでの利用性があります。
これは、デジタル資産の取り扱いと、その資産に関連する権利におけるパラダイムシフトを示唆しています。
OpenSeaは、このNFTの動向をキャッチし、Ethereumブロックチェーン上での取引を容易にするマーケットプレイスを提供しています。
以下の特徴でその位置を確立しています
- オープンプロトコルの採用
OpenSeaはEthereumというオープンプロトコル上で動作しています。これは、デジタルアイテムの所有と交換の透明性と公平性を保証するものです。 - 標準化への対応
OpenSeaは、ERC-721やERC-1155などの業界標準技術をサポートしています。これにより、さまざまなアイテムやアプリケーション間での互換性が確保されます。 - 多機能性
プラットフォームは、一般ユーザーからクリエイター、開発者まで、幅広いユーザーグループのニーズに対応するツールや機能を提供しています。
総じて、OpenSeaはNFTの成長と発展における中心的な役割を果たしているプラットフォームの1つであり、デジタル資産の未来の形状を示すものとして注目されています。
2023年7月2日の時点で、OpenSeaはその存在感をNFTマーケットに圧倒的に示しています。
DappRadarの最新調査によれば、OpenSeaの月間取引高は1.67億ドルに達しており、この数字はBlurに次いで世界第2位の規模を誇ります。
さらに、月間ユーザー数も33万人を突破しており、その動きは止まることを知らないようです。
しかし、OpenSeaの魅力はこれだけではありません。
2023年7月現在、OpenSeaの公式サイト情報によれば、200万を超えるコレクションを扱い、8,000万点以上のNFTが取引可能となっています。
この驚異的なアイテム数が、多くのユーザーの目を引き、彼らをプラットフォームに引き寄せている要因となっていることは間違いありません。
OpenSeaの歩み:デジタル所有権の新しいフロンティア

2017年、ブロックチェーンの新しい可能性を示すゲーム「CryptoKitties」が登場しました。
初めてのブロックチェーンベースのゲームとして、従来のデジタルアセットの概念を一新しました。
CryptoKittiesの背後にあるアイディアはシンプルでしたが、それはデジタル世界における「所有権」の根本的な再定義をもたらしました。
これまで、デジタルアイテムやアセットは主に企業やサービスプロバイダのサーバ上に格納されていました。
しかし、CryptoKittiesはこれを変え、ブロックチェーン上にアイテムを保持することで、ユーザーがそのアイテムを真に所有することを可能にしました。
この新しい風潮に取り組んだDevin FinzerとAlex Atallahは、より多くのユーザーにブロックチェーンのメリットを提供するため、OpenSeaを設立しました。
2017年12月、OpenSeaはEthereumブロックチェーン上で最初の汎用的なNFTマーケットプレイスとしてデビューしました。
OpenSeaの特徴はその汎用性にあります。
様々なNFTプロジェクトやアイテムを一つのプラットフォームで取り扱うことができ、これによりユーザーは様々なデジタルアセットを簡単に取引することができます。
そして今、OpenSeaはその範囲をさらに拡大し、複数のブロックチェーン、多岐にわたるカテゴリ、そして新しいデジタルアイテムの形態をサポートする、全世界最大級のNFTマーケットプレイスとなっています。
OpenSeaの手数料とガス代の詳細

OpenSeaでのNFT取引には、いくつかの手数料やガス代が関わってきます。
これらのコストを理解することで、よりスムーズな取引経験を持つことができます。
以下に、その詳細を一覧表としてまとめました。
OpenSeaの手数料一覧
- 品手数料: 無料
- 販売手数料: 販売価格の2.5%
- クリエイター手数料: 販売価格の0%〜10%(制作者が設定)
ガス代が発生する主なアクション
- NFTの購入
- 他者へのNFT転送・贈与
- オファーの受け入れ
- NFT出品のキャンセル
- 入札の取り消し
- ETH ⇄ WETHの変換
- メタデータの凍結
- Polygonとの間でのETHブリッジ・引き出し など
クリエイター手数料について
この手数料は、NFTの二次販売が行われる際に発生するロイヤリティです。
NFTが再販されると、販売価格の最大10%が、元の制作者のウォレットに自動的に振り込まれます。
この率は制作者が自由に設定できるため、10%を上限に様々な設定が見られます。
ガス代とは何か?
ガス代はブロックチェーン上の取引に関連する手数料です。
具体的には、取引を行うための計算量や保存量を反映したコストとなります。
このガス代は、使用するブロックチェーンに応じた暗号資産で支払われます。
例えば、イーサリアムであればETH、PolygonならMATICを用います。
また、この代金はネットワークの混雑度により変動します。
多くのユーザーが取引を行っていると、ガス代は高騰する傾向があります。
OpenSea利用時の3つの注意点

OpenSeaでのNFT取引をスムーズかつ安全に行うために、以下の3つの重要な注意点を知っておくことが必要です。
日本円・クレジットカード対応の不足
OpenSeaでは主に暗号資産を用いた取引が基本です。
従って、直接的な日本円やクレジットカードでの決済はサポートされていません。
特定の地域のユーザーはMoonPayを利用してカードでの決済が可能ですが、日本はその対象外です。
日本のユーザーは、国内の暗号資産取引所でイーサリアム(ETH)等を購入し、それを使ってOpenSeaでの取引を行う必要があります。
日本の法律の適用外
OpenSeaはアメリカ、特にニューヨーク州の法律下で運営されています。
これは、何か問題が発生した際、日本の法律に基づく解決が難しいことを意味します。
もし、日本の法律の適用を希望する場合や、日本語でのサポートが必要な場合は、Coincheck NFTなどの国内NFTマーケットを利用することを検討すると良いでしょう。
出品者増加による激しい競争
OpenSeaのNFT取り扱い数は、驚異の8,000万点以上。
これは、購入者にとっては多くの選択肢があるメリットとなりますが、出品者やクリエイターにとっては競争が非常に激しい状況を生んでいます。
独自性や希少性の高いNFTは注目を集めやすいですが、その他の多くのNFTは埋もれてしまうリスクも高まります。
戦略的なプロモーションや独自性の確保が求められるでしょう。
NFTとOpenSeaの将来

- NFTの進化:NFTはデジタル所有権の新しいパラダイムとして登場し、アート、ゲーム、収集品などの多岐にわたる分野で急速な成長を遂げています。
今後も、さらなる産業や用途がNFT技術の採用を進めることが予想されます。 - OpenSeaの拡大:OpenSeaはすでにNFTマーケットプレイスとしてのリーダーシップを築いていますが、将来的には更なるブロックチェーンのサポートや新しい機能の追加、さらにユーザーフレンドリーなインターフェースの導入など、プラットフォームの拡充を進めることが期待されます。
- 相互運用性の増強:OpenSeaがサポートするERC-721やERC-1155などの標準は、異なるブロックチェーンやアプリケーション間でのNFTの相互運用性を向上させる可能性があります。
これにより、より広範なエコシステム内でのNFTの利用が促進されるでしょう。 - NFTの社会的受容:NFTとOpenSeaが提供するサービスの普及に伴い、デジタル資産の社会的な受容度も高まると予測されます。
これは、デジタル資産の取引や所有に関する新しい文化や慣習の形成を促進する可能性があります。
総じて、NFTとOpenSeaは、デジタル資産の新しい時代を切り開く中心的な役割を果たし続けることが期待されます。
これは、技術の進化だけでなく、デジタル文化との結びつきにおいても革命的な変化をもたらすでしょう。
OpenSea公式サイト

引用:OpenSea
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